黒字化支援について

新規で創業された会社の10社のうち9社は、10年以内に消えていくと言われています。
会社を解散させる原因・状況は様々かと思われますが、突き詰めていくとその大部分は「経営が立ち行かなくなった」というものではないでしょうか。
利益を出し続ける経営を行うということは、それだけ難しいのです。
しかしながら、以下に挙げる３つのポイントを上手く咬み合せ、相乗効果を出す体制を作り出すことによって、経営環境は劇的に改善し、黒字体制の会社・組織を作ることができます。

マーケティング

ここで言うマーケティングは、「市場調査」「販売促進」といった狭義の意味ではなく、お客様を呼び込む活動全てを指します。
企画部門・営業部門だけではなく、全ての社員にこのマーケティングの概念を浸透させることが、成功のカギです。
インターネットで顧客を自社のホームページや情報を掲示しているページに呼び込むというプロセスを例に挙げるとすると、営業が商材を案内し、その内容を顧客が再度確認のために、ホームページを検索するというプロセスもあるでしょうし、ホームページ・商品ページのアドレスを掲載したチラシを作成し、受付担当が来社されたお客様に一言添えて案内をした結果、ホームページを閲覧されるというプロセスも十分あり得ます。

プロダクション

ここで言うプロダクションは「生産」「商品」という意味だけでなく、形の無い「サービス」を提供すること全てを指しています。
つまり、マーケティングにより呼びこまれたお客様との「商品」売買の成立や、顧客へのアフターフォローによる「サービス」の提供、今ある「商品」をより良いものに「生産」することなど幅広い意味で使っております。
プロダクションの水準を上げるために必要なことは、社内でのコミュニケーションを有効に活用し、相乗効果を生み出せる体制を作ることや、生産プロセスを改善することなどです。

アカウンティング

アカウンティング（会計）を使いこなせるようになることこそ、ビジネスで継続して利益を出し続ける組織を作る上での一番重要なポイントです。

正確なキャッシュフローを把握しないまま、経営計画を立てたことにより、必要なコストをかけることができなくなってしまうという事態に陥ることもあるでしょう。

会計を使いこなすとは、ビジネスのために必要な情報を、必要な時に見ることが出来る体制・環境を整えること、会計情報から経営の方針を決めるポイントを見極める力をつけることです。

当事務所では、中小企業や個人事業主様の経営課題を、このアカウンティング（会計）という観点を中心にサポートし、黒字化・利益を出す会社作りをサポートしております。

黒字化支援を行うことによるメリット

• 会社が抱える問題点を素早く把握し、対応ができる体制を整えられるようになった。
• 利益をあげられる事業構造が見えるようになった。
• 必要不可欠な売上高がわかるようになった。
• 資金繰りの見込みがつくようになったので、経営判断を的確に行えるようになった。
• 目標を掲げることにより、社員と意識付けの共有ができるようになった。